女子ビーチバレー 石井美樹選手
「夢の舞台に、3度目の挑戦。心から“またここに立てる”ことに感動しています」
2024年のパリ五輪を経て、再び世界の舞台を目指す女子ビーチバレーの石井美樹選手。東京、パリに続く3度目のオリンピックとなるロサンゼルス大会出場を目指し、自らの限界と日々向き合っています。
「3度もオリンピックに挑戦できることが本当に嬉しいし、感動しています」と語る石井選手。そんな彼女の胸にあるのは、“自分を超えたい”という熱い想い。
そして、Myzoneで可視化できる“努力”の積み重ね。
今回は、石井選手にパリオリンピックでの経験と、ロサンゼルスに向けたトレーニング、Myzoneの活用法についてお話を伺いました。(2025年4月30日 平塚ビーチパークにて取材)
Myzoneが支える日々のトレーニング
Q:Myzoneを活用するメリットについて教えてください
トレーニングの「見え方」が変わりました。心拍ゾーンの色や数値で、自分の状態が客観的に分かります。感覚だけに頼らず調整できることで、モチベーション維持にもつながっています。
Q:特にMyzoneの中で便利な機能だと思うものは?
心拍ゾーン表示が特に便利です。たとえば持久力強化では黄色ゾーンを保ち、高強度時は赤ゾーンまで追い込めているかを確認。リアルタイムで調整できるのが大きな強みです。
Q:具体的な活用方法を教えてください
試合前のコンディショニングや、リカバリーの指標として活用しています。砂の上では心拍が上がりやすいので、Myzoneの数値で疲労度や調子が分かります。パートナーやスタッフとも情報共有しやすく、練習の質が上がりました。
Q:今後のMyzoneの活用方法を教えてください
心拍数と回復スピードを重視していきたいです。たとえば、以前より回復が遅ければ疲労がたまっているサイン。Myzoneを通じて“見えないサイン”に気づき、トレーニングの質を高めていきたいです。
ロサンゼルス五輪へ!意気込みをお願いします
3度目の五輪。だからこそ、いまの自分にしかできないことを見せたい。応援してくださる方々に、いまの自分にしかできないプレーを届けたい。経験を力に変え、自分の限界にチャレンジし続ける。それが応援してくださる皆さんへの恩返しになると信じています。ロサンゼルスのビーチで、またすべてを出し切る姿をお見せできるよう、一歩一歩努力を積み重ねていき、前回の結果を超えたいと思います。
石井美樹選手プロフィール
1989年11月7日生
出身地 神奈川県横浜市
経歴:【2014年~インドアバレーからビーチバレーボールへ転向】
・2015年 本格的に代表チームとして活動
・2016年 リオ五輪最終予選 敗退
・2018年 アジア競技大会 2位
・2020年 日本代表決定戦 優勝
・2021年 東京五輪 出場
・2023年 アジア競技大会 2位
・2024年 アジア大陸予選 優勝
・2024年 パリ五輪 出場 9位タイ
Comments